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ーアスファルトの割れ防止は何から始める?原因と対策をやさしく解説ー

アスファルトが割れる主な原因を知る

アスファルトのひび割れは「古くなったから仕方ない」と思われがちですが、原因を押さえると予防しやすくなります。割れは一つの要因だけで起きるより、下地の弱さ、水の影響、荷重、温度変化が重なって進行します。まずは自宅の駐車場や私道で起きやすいパターンを知り、どれに当てはまるかを見極めることが第一歩です。早期に気づけば補修範囲も小さく、費用と工期を抑えやすくなります。

下地の締め固め不足と沈下

路盤が弱いと、車が乗るたびに少しずつ沈み、表面に引っ張りの力がかかって割れます。特に新設時に転圧が甘い、砕石が薄い、土が柔らかいまま施工した場合は要注意です。端部やタイヤが通るラインに細い割れが出たら、下地由来の可能性があります。放置すると段差が広がり、つまずきやすくなるので早めの対策が効果的です。

水たまりと凍結・温度変化

水は割れを進める大きな要因です。水たまりができると、すき間から水が入り込み、下地をゆるめます。寒い地域では凍結と融解の繰り返しで割れが広がりやすく、暑い時期は表面が柔らかくなって変形し、弱った部分からひびが入ることもあります。排水と勾配の設計が、割れ防止の土台になります。

割れを防ぐ施工時のポイント

割れ防止は補修材を塗る前に、施工の基本を外さないことが重要です。見た目がきれいでも、下地と排水が弱いと数年でひびが出ることがあります。逆に、施工時に押さえるべき点を守れば、同じ厚みでも持ちが変わります。依頼前の確認として、現地調査で何を見ているか、見積もりに何が含まれているかをチェックすると安心です。

路盤・厚み・勾配をセットで考える

割れに強い舗装は、砕石の層をしっかり作り、用途に合った厚みで仕上げ、雨水が流れる勾配を確保します。目安として乗用車中心でも、出入口や旋回部は負担が集中しやすいので補強が効きます。確認したい項目は次の通りです。
・砕石の種類と厚み
・転圧の回数や方法
・雨水の流れ先(側溝や排水桝)
・縁の処理(端部の欠け対策)
これらが明確だと、割れにくい設計になりやすいです。

既存舗装の上貼りは下地診断が鍵

古い舗装の上に新しいアスファルトを重ねる方法は、短期間で仕上がりやすい反面、下の割れが悪化していると再発しやすいです。段差や沈下がある場合は、部分撤去して下地からやり直す方が結果的に長持ちすることがあります。安さとスピードだけで決めず、「どこを直してどこを残すか」を説明してくれる業者を選ぶと失敗が減ります。

日常でできる割れ予防と早期補修のコツ

施工が終わった後も、ちょっとした使い方で割れの出方は変わります。とくに駐車場は同じ位置に荷重がかかり続けるため、弱い部分があるとそこから傷みます。日常点検で小さな異変を拾い、軽いうちに補修すれば、全面改修を先延ばしできます。難しい道具がなくてもできることから始めましょう。

負担を分散させる使い方と点検

できる範囲で駐車位置を少しずらすだけでも、タイヤの荷重が一点に集中しにくくなります。また、次のサインは割れの前兆になりやすいので、月に一度でも確認すると安心です。
・細いひびが増えてきた
・端が欠けて砂利が見える
・水たまりが以前より残る
・わだちやへこみが出た
早めに気づけば、部分補修で済む可能性が高まります。

シーリングや部分補修は「時期」と「範囲」が大事

小さなひびなら、シーリング材で水の侵入を抑えるだけでも進行を遅らせられます。ただし割れが網目状に広がっている、沈下がある、下地が動いている場合は、表面だけ直しても再発しやすいです。補修のタイミングは、ひびが細いうちが有利で、雨が続く時期は避けるのが基本です。判断に迷うときは、現地で原因を見てもらい、補修方法を複数提示してもらうと納得感が出ます。

2026.02.27